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湖月わたるさんと共に          どこまでも                ♪湖をわたる...


by maroka3
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OUR HOUSEとコメディ

主演中川さんをはじめ 出演者が皆 達者揃い 脇のコーラスもいい ダンスもなかなか
中川さんの声が高いのと 今井さんが低音なので お互い邪魔せず引き立ってました。いいキャストですね。

主人公の16歳の少年が 悪い道を選ぶ場合 と 良い道を選ぶ場合の 2つのストーリーが同時進行します。どちらの道も 悩み有り挫折有りの道
見終わった後は 2本立てのドラマを見たような...不思議な感じ でも後味のいいミュージカルです。
タータンは 下町の明るく強い母役で 声も低めで 親父っぽく演じてました。
少年院上がりの息子を「自慢の息子」と言い 家に帰って来ない息子を思い 毎日教会へ祈りに行く母 焼けた家に帰って来た息子に「ここ(この家)にではなく 私(母)の所へ帰って来てくれたんだよね」と喜ぶ母 似合ってました。

最後はスタンディングで カーテンコールも何度も有り 中川さん「今日は大阪千秋楽ではありません。千秋楽は明日です。大阪最高」って言ってました。

5月から「(映画)プロデューサーズ」「COPACABANA」「HUMANITY THE MUSICAL」「OUR HOUSE」と4本のミュージカル・コメディを観ました。
「プロデューサーズ」「COPACABANA」は古典的 「HUMANITY THE MUSICAL」はアクロバティックで吉本的 「OUR HOUSE」は一番コメディっぽくないけど笑いは吉本系かな

「COPACABANA」「HUMANITY THE MUSICAL」「OUR HOUSE」3作とも 2つの世界が描かれています。たまたまなのか...こういうのが流行ってるのか。。。

その他 共通点をいくつか...
「COPACABANA」「HUMANITY THE MUSICAL」は共にヅラ(鬘)ネタで笑いを取ってます。ヅラはコメディに欠かせないアイテム。

「プロデューサーズ」「COPACABANA」は古典的で いかにもっていう濃いキャラ揃い
どちらにもゲイのダンサーが登場。
「プロデューサーズ」ではお婆さん達の歌ダンス、「COPACABANA」では往年の大スターコンチータ(あすかさんは若いのでちょっと可哀想だけど)
ゲイと年増 どちらもコメディに欠かせないキャラ。

も1つ欠かせない お色気悩殺系キャラは 4作とも 居ました!

「COPACABANA」「HUMANITY THE MUSICAL」は妻の良さを再認識し
ホレ直すラストが同じ

「COPACABANA」「HUMANITY THE MUSICAL」「OUR HOUSE」は大切な物を見つけるという落ちが同じ

「プロデューサーズ」は「ヒトラーの春」、「HUMANITY THE MUSICAL」は「シークレットヘッド」というバカバカし過ぎる事をやってのける所が バカバカしいと解ってても 面白い

「プロデューサーズ」「COPACABANA」「HUMANITY THE MUSICAL」「OUR HOUSE」はどれもショー的要素も強く(歌ばかりのミュージカルではなく)歌有りダンス有りの 見終わった後 楽しく温かくなるミュージカル。

笑い度は 「HUMANITY THE MUSICAL」「プロデューサーズ」「COPACABANA」「OUR HOUSE」の順

ショー度は 「COPACABANA」「HUMANITY THE MUSICAL」「OUR HOUSE」「プロデューサーズ」の順かなぁ

歌ばかりのミュージカルは疲れる事も有るけど 歌って踊って楽しいミュージカルは「ミュージカルを観た!」という満足感が得られるので大〜〜好き!

ミュージカルはやっぱりハッピーエンドでなきゃ
by maroka3 | 2006-07-17 19:34 | ミュージカル