Rose Adagio 前楽・千秋楽
2010年 02月 20日
昨日よりもわたるさん前半も後半も調子をキープして踊ってました。
宝塚時代のわたるさんのダンスは早取りで手先が伸び切らない内に次の動きに移っていくので(それはそれでカッコイイのでいいのですが)腕や手が曲がっていた。。。
卒業後は男ダンス・女ダンス共に手先まで伸ばすようになったのでより大きく見えます。
なので 長い腕がより綺麗に活かされてます。
ギエムは舞台で立ってるだけで綺麗な人 動くともっと綺麗。
わたるさんは腕を上げるだけで綺麗な人です。
わたるさんの今回のダンスの中では赤いドレス場面が一番好きです。「ファム・ファタール」鑑賞してからローズ観てよかった~~
青いダンスの場面は「姫」らしい高貴さがよく出ていていいのですが。。。どうしても滑らかに踊るキミホさんとの差が有りぎこちなさが出るので ただゆっくりと歩いているだけの場面(周りで王子が踊っている)が素敵。
男形のダンスは一人踊りよりも総踊りが多く。。。周りの黒の方達の方がずっとお上手なのに ずっと目立つ白のわたるさん。。。目立つ色だし見劣りしないように頑張れ~~と、男形ダンスの時の方が見守る気持ちになってしまいました。(昨日のトークでは赤いダンスの場面で客席から大丈夫か?と客席から見守られている気配を感じた と、話していたわたるさん)
共演のダンサーの皆様は自在に筋肉を操れる方たちばかりで素晴らしいのですが。。。どうも川崎さんの世界が苦手で。。。最後眠れる美女が永遠の眠りについて。。。と、どっと疲れる。。。ラストはもうちょっと何とかして欲しかった。(ラストも夢の中の出来事としてしまえばそれまでだけど あんな暗い顔して花びらチラシたらあかんわ~~死しか毒から逃れられないって。。。毒に負けた事になるし折角観に来たのに夢も何も無い。。。)
カッコイイ女性ダンスも磨きがかかってきたし 次の「絹の靴下」に期待!